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ペウ・シモネ


Pehu-Simonet
『モンターニュを代表するグラン・クリュの超越的な気品』
他の有能なRM、たとえばセロスにしても意見は同じだ。
『ル・メニルだのアンボネイだのといろいろグラン・クリュの畑を買っているお金があるなら、ヴェルズネイを買うべきではないですか』
といったら、
『ヴェルズネイが最高のクリュだということは常識。問題は誰も畑を売ってくれないことだ!』
あのジャック・セロスも欲しがるヴェルズネイのグラン・クリュ!
アイと並んで、ピノ・ノワールにとって最高の畑のひとつ、ヴェルズネイ。それはモンターニュ・ド・ランス北側の全てのグラン・クリュに共通する透明感、ミネラル感、伸びやかさ、バランスといった美点のほかに、精神的な尊厳と、抵抗できないほどの美貌を備える。アイが王なら、ヴェルズネイは女王だ。
ワイナート39号 掲載記事
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1960年代に父方のPehu家と母方のSimonet家より生まれた蔵。本拠地であるVersenay(ヴェルズネイ)をはじめとし、Verzy(ヴェルジー)、Sillery(シルリー)のグランクリュ地区の畑を受け継ぎ5ヘクタール弱を所有する家族経営の小さなドメーヌです。年間総生産量は20000本と極めて少ない。現当主であるDavidは、ブドウ栽培から醸造に至るまで頑なに先人からの伝統を守ろうとする若き生産者です。
シャンパーニュ地域の中でもSillery(シルリー)はグランクリュ格付けの中で最北に位置し、最古の歴史と伝統がある地区でありVersenay(ヴェルズネイ)はモンターニュ・ド・ランスの数あるグランクリュ地区において“最上”と謳われる地区である。北向き斜面という立地がもたらす、繊細さと気品は他の追随を許さない。
▼ブドウの生産量の50%ぐらいはネゴシアンに卸していますが…。
なんと…売却ネゴシアンはKRUGとMummという超大手メゾン。
唯一!モンターニュ・ド・ランスにおいてクリュッグが買い付けるピノ・ノワールはこのペウ・シモネからのみ!!
この蔵の最大のこだわりはMLF(マロラティック)醗酵をしないということ。
MLFを行うと果実の風味が弱まり、熟成した香りを帯びてくる。先代から受け継がれたこの蔵のスタイル(MLFをしない伝統的醸造法)を現当主David氏も受け継いでいる。そもそもMLFは2基の酸をもつリンゴ酸が1基の酸をもつ乳酸にかわる減酸醗酵であり、酸がストレートにワインに残る。ワインが酸っぱくなり過ぎないようにブドウの完熟での収穫を徹底すれば酸が残り過ぎるという問題は発生しないと語る。
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